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金魚のフン

あさひって金魚のフンみたいだよね笑

と言われたことがある。

面と向かって言われたので

相手は悪気はないと思ったのだろう。

 

たしかに

わたしは自我が無くて周りに嫌われたくないから無難に笑顔でのらりくらり交わしていた。

 

いちばん仲が良かった子は

わたしとは正反対で周りから慕われていた。

友達も多かった。みんなの人気者だった。

だけどお互い親友だと思っていた。

その子と仲良いわたしに対する

嫉妬かもしれない

そんなことを思ったりした

 

この発言に対して怒りの感情はなかった。

悲しさもなかった。

だって本当のことだと思ったから。

うまいこと言うな〜。なんて呑気に思っていた

 

わたし自身いじめにあった。とか

嫌がらせを受けた。という認識はない。

多少の仲間はずれはあった。

だけど完全に孤立していたわけではない。

これも立派な悪口なのだろうか。

受け取り側の気持ちの問題なのかな

 

人の顔色ばかり伺っていたわたしも

こんなに図太くなったんだよ

今さらこんなことを言っても届かないし

もう会うことはないのだから

関係ないんだけど

心が貧しくなくて幸せです